161026_FB_kawabata

【Q】川畑さん、こんにちは。
50代後半、パート勤務をしています。

先日、半年ぶりくらいに
姉とランチをしました。

姉は私より3歳上で、下に弟がいる
3人きょうだいの真ん中です。

姉とは仲が悪いわけではありません。

普段からたまにLINEをしたり、
母のことや家族のことを
話したりもします。

弟とも関係は悪くなく、
3人で集まることもあります。

なので、姉と会うこと自体が
嫌なわけではありません。

今回も、最初は普通に
楽しく話していました。

近況を話したり、母のことを話したり、
弟の話になったりして、昔のことを
思い出して笑ったりもしました。

弟の話をしていたとき、姉が、
「◯◯は昔から自分の好きなこと
ばっかりやってるよね。今もそうだけど」
と笑って言いました。

私も「そうだね、昔からそうだったね」
と笑ったのですが、

そのあと姉から、「でも、あなたは
昔から人に合わせすぎるところが
あるよね」と言われました。

そのほかにも、「もう少し自分のことを
考えてもいいんじゃない?」
「あなたは何でも考えすぎるんだよ」
など、今回はいつもより少しきついな、
と感じることをいくつか言われました。

姉に悪気がないのは分かっています。
たぶん、私のことを心配して
言ってくれたのだと思います。

でも、ひとつひとつはそれほど
気にするようなことではないのに、
いくつか重なると、
なぜか胸がざわざわしてきました。

考えてみれば、
姉からこういうことを言われるのは
今回が初めてではありません。

子どもの頃、姉は
母から何か頼まれることも多く、

弟は末っ子ということもあって、
何かしても「まあ、弟だから」と
許されていたような気がします。

私はその間で、
姉の言うことを聞いたり、弟に
合わせたりしていたように思います。

姉は昔からしっかりしていて、
私はどちらかというと
姉についていくほうでした。

そんなことを思い出しているうちに、
「私って昔からこうだったのかな」
と考えてしまいました。

姉と話していると、今の自分なら
そんなに気にしないようなことまで
気になってしまうことがあります。

なんというか、姉といると、
私はどうしても少し萎縮してしまう
ようなところがあります。

姉に何か言われると、
「そうなのかな」と思ってしまって、
自分では違うと思っていても、
すぐには言い返せません。

それは姉に対してだけで、
友達といるときは
そんなことはありません。

友達とは、お互いに言いたいことを
言ったり、意見が違っても
それほど気にせず話したりできます。

自分でも、友達とは対等な関係で
付き合えていると感じています。

だから余計に、姉に対してだけ
こうなってしまうことに、
苛立ちのようなものを感じます。

今回は、半年ぶりに会ったからなのか、
私自身が年齢を重ねたからなのか、

いつも以上にその感覚が強くて、
帰宅してから
どっと疲れてしまいました。

翌日になっても、姉に言われたことが
頭から離れませんでした。

姉のことが嫌いなわけではありません。

昔から私のことを気にかけてくれて、
助けてもらったこともたくさんあります。

これからも普通に姉妹として
付き合っていきたいと思っています。

ただ、今回は、かつてないぐらい
姉からの当たりが強かった気がして、

昔の姉妹関係を思い出し、
やっぱり私は姉には敵わないのかなと、
落ち込みました。

姉といると、どうして私はこんなふうに
なってしまうのでしょうか。

これから先も姉といい関係でいるため
には、私はどうすればいいのでしょうか。

教えていただけたら嬉しいです。

【ドラミ・50代・女性・パート勤務】

【A】ドラミさん、
ご相談ありがとうございます。

お姉さんに「あなたはこういう人間だ」
というレッテルを貼られてしまい、

「やっぱり私は姉には敵わない」と、
傷つき、消耗してしまったのですね。

家族の中の「役割」というのは、
今でも私たちの体が覚えているものです。

私たちは子どもの頃、家族の中で
自分なりの居場所や役割を
身につけて育ちます。

ドラミさんの場合、
しっかり者のお姉さんと、
許されやすい末っ子の弟さんの間で、

「姉の言うことを聞く」「弟に合わせる」
という役割を担ってこられたのでしょう。

それは小さなドラミさんが
家族の中でうまくやっていくための、
大切な工夫でした。

アメリカの精神科医マレー・ボーエンは、
家族をひとつの「システム」として
捉える理論を作りました。

家族はそれぞれが役割を持ち、
互いに影響し合いながらバランスを
とっている、という考え方です。

そして子どもの頃に身につけた
役割や反応のパターンは、
大人になっても心の中に残り続けます。

ボーエンが大切にしたのが
「自己分化」という考え方です。

少し難しい言葉ですが、噛み砕くと
「家族とのつながりは大切にしながらも、
自分は自分でいられる力」のことです。

興味深いのは、この力は相手や場面
によって揺らぐということです。

職場や友人関係ではしっかり自分を
保てる人でも、親やきょうだいと会うと、
ふっと子どもの頃の反応に
引き戻されてしまう。

ボーエンは、これを多くの人に
起こることとして説明しています。

ドラミさんが友達とは対等に話せるのに
お姉さんの前でだけ萎縮してしまうのは、
まさにこの状態でしょう。

お姉さんは、ドラミさんの
「妹としての役割」が生まれた、
その相手です。

ですので、向き合うと、
心と体が昔のパターンを思い出し、
自然と「妹の自分」に
戻ってしまうのです。

これはドラミさんが弱いからでは
ありません。

それだけ長い時間をかけて
身についたものだということです。

お姉さん自身は、無意識のうちに
ペアレンティングチャイルドと
呼ばれる、親の役割を担う
年長のきょうだいとしての関係に
入り込んでしまい、

「私がしっかり妹をみてあげなければ」
という姿勢になってしまうのかも
しれません。

今回は、「人に合わせすぎる」
「考えすぎる」という言葉が重なった
ことで、

ひとつひとつは小さくても、
子どもの頃の感覚が一気に
呼び起こされたのだと思います。

私たちの感情は、
出来事そのものよりも、それを
どう受け止めたかによって生まれます。

お姉さんの言葉を受けて、
ドラミさんの中に浮かんだのは

「私って昔からこうだったのかな」
「私は姉には敵わない」
という思いでしたが、

この考えが、落ち込みや苛立ちを
強めていたのかもしれません。

では、この考えは事実かというと、
そうではありません。

ドラミさんは今、
友達と対等な関係を築けています。

意見が違っても気にせず話せる力を
持っています。

それは昔のままの自分ではなく、
50年以上かけて育ててきた
今のドラミさんの姿です。

そしてもうひとつ、
姉妹の関係は「敵う・敵わない」で
測るものではありません。

お姉さんに言い返せないことは
決して負けではありません。

ですので、「勝ち負けの土俵」に
乗らなくてもいいのです。

かわりに、
このように受け止めることもできます。

「姉の前で萎縮するのは、
 昔の役割が反応しているだけで、
 今の私がダメなわけではない」

「姉の言葉は、姉から見た私の一面。
 全部を受け取らなくてもいい」

「私は姉に敵わないのではなく、
 姉とは違うやり方で生きてきた」

このような意識の切り替えにプラスして、
これからドラミさんがお姉さんと
いい関係でいるために、いくつか、
できそうなことを挙げてみます。

1つめは、「あ、今、昔に戻ってる」
と気づくことです。

胸がざわざわしたら、それが合図です。

気づくだけで、昔のパターンと
今の自分の間に少し距離が生まれます。

ボーエンの言う
「自分は自分でいられる力」は、
この小さな気づきの積み重ねで
育っていきます。

2つめは、すぐに言い返さなくていい
と自分に許すことです。

「そう見えるんだね」
「そうかな、私は最近わりと
 自分のこと考えてるよ」と、
軽く受け流すだけでも十分です。

言い返せなかった自分を
責める必要もありません。

3つめは、もし伝えたくなったら、
責める形ではなく
自分の気持ちとして伝えることです。

「心配してくれてるのは分かるんだけど、
   いくつも言われるとレッテル貼りを
   されているようでちょっと落ち込むな」
など。

お姉さんはきっと悪気なく話していて、
ドラミさんがそう感じていることを
知らないだけかもしれません。

4つめは、会ったあとの自分を
いたわることです。

疲れるのは当然のことと思って、
帰宅後はゆっくりお茶を飲む、
好きなことをするなど、
自分をねぎらう時間をとってください。

お姉さんへの苛立ちの奥には、
「本当は姉とも対等でいたい」という
ドラミさんの願いがあるように感じます。

その願いがあるからこそ、
今回これほど心が動いたのでしょう。

年齢を重ね、お母様のことなど
家族で向き合うことも増えていく時期です。

昔の関係を思い出したのは、
今のドラミさんとして、
お姉さんとの関係を少しずつ
結び直していくタイミングなのかも
しれません。

お姉さんを大切に思う気持ちと、
自分自身を大切にする気持ち。

その両方を大事にしてください。

ー川畑のぶこ

★川畑のぶこリード 
心と身体の関わり
〜サイモントン療法 伊豆高原リトリート

どなたでもご参加いただけます!

▼がん患者さん&サポーター向け
  詳細はこちら

▼一般・インターン向け
(セラピストを目指される方)
 詳細はこちら

——*——*——*——

 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 毎週2件をピックアップし、
 月曜日(YouTube版)・水曜日(テキスト版)に
 配信のメルマガで、
 川畑のぶこが直接お答えします。

 ご相談はこちらから

maxresdefault (1)(大)

まるさん(40代・女性・会社員)の
のご相談にお答えします。

【Q】川畑先生、こんにちは。

いつもYouTubeを拝見しています。

少し前に、思い切って
SNSを見るのをやめてみました。

これまで、InstagramやXなどのSNSを
毎日のように見ていたのですが、
最近は、見た後になんとなく疲れて
いることが増えていたからです。

友人の楽しそうな旅行や食事の写真
を見て、「いいな」と思う一方で、
自分は仕事ばかりしていて、毎日
同じことの繰り返しのような気がして、
急に虚しくなることがありました。

仕事で活躍している人を見ると、
「自分ももっと頑張らなくては
いけない」と焦ることもありました。

別に誰かと自分を比べようとしている
わけではないのに、気がつくと、
なぜか自分が遅れているような
気持ちになってしまうのです。

そこで、一度SNSから離れてみようと
思いました。

私は40代前半の会社員で、SNSには
特に投稿をするわけではありません。

でも、時間があるとついスマホを開き、
友人や知人の近況を見たり、
仕事に関係する情報を探したりする
ことが習慣になっていました。

最初のうちは、手持ち無沙汰で
何度もスマホを開きそうになりましたが、

しばらくすると、以前よりも
気持ちが落ち着いていることに
気づきました。

寝る前に延々とスマホを見ることも減り、
自分の時間が増えたような気もします。

「SNSを見ない方が、
 私には合っているのかもしれない」

そう思いました。

ところが最近、今度は別の不安を
感じるようになりました。

友人たちがSNSで近況を共有していても、
私はそれを知らない。

世の中で何が流行っているのかも、
以前ほど分からなくなりました。

仕事でも、同僚がSNSで話題に
なっていることを話していると、

「そんなことも知らないんだ」と
思われているのではないかと、
少し気になります。

また、SNSを見ていれば知ることが
できた友人の出来事を後から聞くと、
「私はもう、その人たちの輪の外に
いるのかな」と感じることもあります。

SNSを見ていた頃は、
人と比べて疲れていました。

でも、見ないようにしたらしたで、
今度は自分だけが取り残されて
しまったような気がします。

一度SNSをやめたのに、また始め
ようかと思うこともあります。

でも、また以前のように、何時間も
人の投稿を見て疲れてしまうのでは
ないかと思うと、それも嫌なのです。

SNSとほどよい距離を取るというのは、
具体的にはどういうことなのでしょうか。

今の時代、SNSを見ないでいることは、
本当に人とのつながりや社会から
離れてしまうことなのでしょうか。

川畑先生なら、この気持ちを
どのように捉えられますか。

【A】まるさん、
ご相談ありがとうございます。

SNSを見ていると、友人の楽しそうな
投稿や世の中のトレンドが目に入り、

「自分だけ遅れているのでは」と
人と比較して疲れてしまう。

そこでSNSをやめてみたところ、
気持ちはずいぶん楽になり、
自分の時間も持てるようになった。

でも一方で、友人たちの近況が
分からなくなったことで、

「自分だけ輪の外にいるような気がする」
「SNSをやらないと、世の中から
 取り残されてしまうのでは」

と感じるようになったのですね。

まず、SNSをやめたことで
心が落ち着いたのであれば、
その時間はとても豊かなものです。

無理にSNSに戻る必要はありません。

私自身も、以前からずっとメディアと
つながっていることが苦手で、
テレビをほとんど見ない時期がありました。

それでも、特に困ることなく
生活してこられたんですね。

ですから、SNSとつながっていないから
といって、人や社会とつながれない
わけではありません。

大切なのは、「SNSをどれくらい使うか」
ではなく、まるさんは何のために
SNSを使いたいのかということです。

たとえば、
トレンドを知りたいのであれば、
毎日ずっとチェックする必要はありません。

週に一度くらい「トレンドウォッチング」
のつもりで見る。

しばらく会っていなかった友人に
連絡をするときに、
その人の近況を少し確認する。

そんなふうに、必要なときだけ
SNSを活用するという付き合い方でも
いいのです。

そして、
「トレンドに疎いと思われたくない」
「常に世の中のことを知っていなければ」
という気持ちがあるとしたら、
そこも少し見つめてみてください。

もし職場に、SNSをほとんど見ないため
流行を知らない人がいたら、
まるさんはその人を「ダメな人」だと
思うでしょうか。

きっと、そんなことはないですよね。

「そういう人なんだな」と思ったり、
むしろ「なんだかほっとする」と
感じたりするかもしれません。

SNSをやらない人でも、その人なりの
人生をちゃんと生きています。

そして、まるさん自身が
「SNSをあまりやらない人」であってもいい。

「最近SNSやってないんだ」と
自分のスタンスを伝えて、そんな自分
として人と関わっていけばいいのです。

すべてを知っていなくても、
すべてを共有していなくても、
人とのつながりはちゃんと保てます。

そもそもSNSに投稿されているのは、
その人の日常のすべてではなく、
いわば日常のハイライトです。

そこに映っているものが、
その人の人生のすべてだと
思う必要もありません。

だからこそ、SNSを見ないことで
得られた心の落ち着きや、
自分のための時間は、

そのまま大切にしていただきたい
と思います。

「やる・やらない」を
0か100かで決めるのではなく、

今日は見る、
今日はデジタルデトックスをする、
必要なときだけ見る。

そんなふうに、SNSとの付き合い方も
自分軸で決めていいのではないでしょうか。

では、SNSと人間関係を
どのくらいの距離感で
付き合っていけばいいのでしょうか。

そして、
「知らないことがあっても大丈夫」
と思えるためには、どんな視点を
持てばいいのでしょうか。

まるさんがSNSで得られた
「自分の時間」を大切にしながら、
人とのつながりも無理なく保ってい
くヒントを、
動画で詳しくお話ししています。

続きはこちらからどうぞ。

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご相談はこちらのフォームから。
↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

ーーー

【川畑のぶこからのプレゼント!】

★「ココロの学校」LINE公式アカウントに
ご登録いただいた方に、川畑のぶこからの
2大プレゼントを差し上げています!

詳しくはこちらをご覧ください♪

【LINE登録】いただいた方への スペシャルプレゼント!

 

shutterstock_730885267

【Q】川畑さん、こんにちは。

先日の自分の誕生日のことが、
どうしても頭から離れません。

その日は土曜日で、夫も休みでした。

朝、夫から「今日、昼か夜、
何か食べにでも行く?」と聞かれました。

夫は土曜日も仕事で不在のことが
多いのですが、今回は休みが取れて
一日家にいられるということもあり、
聞いてくれたのかなと思いました。

本当は、最近できたお店に行って
みたい気持ちも少しありました。

でも、夫も疲れているかもしれないし、
別に今日じゃなくても、
また今度でもいいかとも思い、

とっさに「うーん、別にいいかな。
家にあるものでいいんじゃない?」
と答えました。

夫が「あ、そう?」と言ったので、
そのままお昼は家で簡単に済ませました。

午後も特に予定はなく、テレビを見たり、
スマホを見たりして過ごしました。

夕方になって、夫が突然、
「じゃ、俺ちょっと出かけてきていい?」
と言いました。

駅のほうに用事があるとのことで、
私は「うん、いってらっしゃい」
と送り出しました。

夫は2時間ほどで帰ってきました。

特に何か買ってきたわけでもなく、
花やケーキがあるわけでもありません。

「ただいま」と、いつもと変わらない
様子で帰ってきました。

もちろん、夫を責めるつもりはありません。

私自身が「何もいらない」
「どこにも行かなくていい」
と言ったのですから、

夫は私の言葉を
そのまま受け取っただけです。

それなのに、
夫が手ぶらで帰ってきたのを見たとき、
なぜか無性に悲しくなりました。

「今日、私の誕生日なのにな……」と。

そして同時に、そんなことを思った
自分にも嫌気がさしました。

私はいったい、
夫に何をしてほしかったのでしょう。

本当は、どこかに食事に連れて行って
ほしかったのかもしれません。

花を買ってきてほしかったのかも
しれません。

「今日はあなたの誕生日だから」と、
私のために何か考えてほしかったの
かもしれません。

でも、それを自分から言うことは
できませんでした。

夫が夕方、「ちょっと出かけてくる」
と言って、ふらっと身軽に出て行った
ことも、なぜか羨ましく感じました。

私だって、行きたいところがあれば
行けばいい。

食べたいものがあれば、
「これが食べたい」と言えばいい。

そんなことは分かっています。

でも、「じゃあ、あなたは何が
したいの?」と自分に聞いてみると、
答えが出てきません。

そういえば、ここ1〜2年くらい、
夫に「何食べたい?」と聞かれても
「何でもいい」、

どこかへ行こうと言われても
「どこでもいい」と答えることが
増えたような気がします。

前回の誕生日も、「何か欲しいもの
はある?」と聞かれて、
「特にない」と答えた記憶があります。

私は私で、
パートですが仕事もありますし、
夫婦仲が悪いわけでもありません。

子どもたちも元気にしていますし、
日常生活に何か不満があるわけでは
ありません。

なのに、心から楽しみにしていることや、
今後やってみたいと思うことが、
最近あまり思い浮かばないのです。

今回の誕生日のことをきっかけに、
「私って、何を楽しみに
毎日を過ごしているんだろう」
と考えるようになりました。

自分からは具体的に何も望んでいないのに、
心の中では誰かに何かをしてもらうことを
期待していた自分に気づいてしまい、

もしかしたら私はこれまでの人生
ずっとこうだったのかも?
と考えてしまいました。

そして、夫が自由に自分のしたいことを
している姿を見て、羨ましいと思った
自分にも今更ながら驚きました。

夫はこれまでもずっとこんな人だった
のに、なぜ今、私はそんなふうに
思うのでしょう。

こんなふうに感じるのは、
私の何が原因なのでしょう。

私の中で、何が起きているのでしょうか。。。
川畑さんに分析していただきたいです。

どうかよろしくお願いいたします。

【あけぼー・50代・女性・パート勤務】

【A】あけぼーさん、
ご相談ありがとうございます。

ご自身の誕生日に、
夫がいつもと変わらない様子で
帰ってきたときの悲しさ。

そして、「自分が断ったのだから、
悲しむのはおかしい」と、
その気持ちまで責めてしまう苦しさが
伝わってきました。

誕生日というスペシャルな日に、
誰かに祝ってほしい、
自分のために何か考えてほしいと
願うことは、自然なことで、
決して身勝手ではありません。

たとえそれを自分から
うまく伝えられなかったとしても、
その願いを持つこと自体を
否定する必要はありません。

もしかしたら、あけぼーさんの中で、
ご自身の望みを感じることと、
その望みを表に出してよいと思える
ことの間に、少し距離ができている
のかもしれませんね。

今回、「最近できたお店に行ってみたい
気持ちも少しありました」と書かれて
いますが、これは、小さくても確かな
あけぼーさんの望みです。

ですので、「何をしたいか」を
わかっているということです。

ところが、その気持ちを言葉にする前に、
あけぼーさんの中に

「夫も疲れているかもしれない」
「今日でなくてもいい」
という配慮が出てきました。

夫の実際の気持ちを確かめるより先に、
想像して、ご自身の希望を引っ込めた
のですね。

もし日頃から
こうしたことが重なっているなら、

「私はどうしたい?」と感じるよりも、
「相手に負担をかけないためには
どうしたらいい?」と考えるほうが、

あけぼーさんにとって自然になっている
可能性があります。

相手への配慮は大切な力です。

ただ、そのたびに自分の気持ちを
後回しにしていると、

いざ自分に問いかけたときに、
答えをつかみにくくなることもあるでしょう。

あけぼーさんが誕生日に望んでいたのは、
食事や花という具体的なものに加えて、

「あなたが生まれた日を、
私も大切に思っているよ」という気持ちが
伝わることだったのかもしれません。

「何が欲しい?」と聞かれても、
品物は浮かばない。

でも、自分のことを思って選んでくれた花
があればうれしい。

行きたい場所がはっきりしなくても、
「今日は一緒にお祝いしよう」
と言ってもらえれば心が温まる。

バースデーカードで
気持ちを伝えてくれたら嬉しい。

そのように、
欲しい「モノ」が決まっていなくても、
受け取りたい関わりは明確にあるのです。

「何もいらない」と答えた自分と、
「何かしてほしかった」と悲しんだ自分は、

矛盾しているようでいて、それぞれに
理由があったのではないでしょうか。

相手を気遣う気持ちも、
大切にされたい気持ちも、

どちらもあけぼーさんの本当の気持ち
だったのでしょう。

そして、
夫が身軽に出かける姿への羨ましさも、
ご自身を知る手がかりになりそうです。

夫が何をしに行ったかということ以上に、
「自分の用事や希望を、
そのまま行動に移せること」が
羨ましかったのかもしれません。

自分は何かを望むときに、
相手の疲れや都合をあれこれ考えすぎる。

夫は「ちょっと出かけてくる」と言って
出かけられる。

その違いを見て、「私も、もう少し
自分の気持ちを優先してみたい」と
感じた可能性があります。

誕生日という、自分に目を向ける日に、
いつもの過ごし方と本当の願いとの
隔たりがはっきり感じられたのかも
しれませんし、

寂しさや羨ましさを通して、
ご自身の願いに気づき始めているの
かもしれませんね。

今回の出来事だけで、
「私はこれまでの人生ずっとこうだった」
と結論づけなくても大丈夫です。

ここまでの経験があるからこそ、
大切な方向性に気づけて
新たな舵取りができることもあります。

まずは、今の自分が何を感じているかを、
丁寧に気づいてあげましょう。

そのために、いきなり
「何を楽しみに生きたい?」
「これから何がしたい?」という大きな問い
に答えようとしなくても大丈夫です。

今日のお茶は温かいものと冷たいもの、
どちらがいいかな。

家で休むのと、外を歩くのと、
どちらが心地よさそうかな。

お店の写真を見て、
少し気になるものはあるかな。

そんな小さな選択で、
「どちらかといえば、こちらかな」
を拾ってみてください。

正解を選ぶ必要も、選んだものを
最後まで好きでいる必要もありません。

試してみて「思ったほどではなかった」
と分かることも、自分を知る一歩です。

誰かがケーキの詰め合わせを
差し入れてくれたなら、
たまには自分から食べたいものを
選んでみてください。

夫に聞かれたときも、
すぐに「何でもいい」と答える代わりに、
「ちょっと考えさせて」と
時間をもらってください。

その結果、「何でもいい」と
答えても構わないですし、

「私はあのお店が気になっていて、
一度行ってみたいと思っていたんだけど
どう?」と伝えても構いません。

家にいると決めたのなら、
「お花とケーキで祝ってもらえると
嬉しいな」と伝えたっていいわけです。

こう伝えれば、
ご自身の希望を大切にしながら、
夫の都合も確かめられます。

希望を伝えることは、相手に必ず応じる
ことを求めることとは違います。

二人で相談するための大切な情報を
相手に渡すことなのですね。

もちろん、今回の誕生日について、
今から話してみてもかまいません。

「この前、食事に誘ってくれたのに、
 遠慮して断ってしまったんだ。
 でも、あとから何もないことも
 寂しくなって、

 何か豪華なものが欲しかったというより、
 一緒に誕生日をお祝いしたかったんだ
 と気づいたの。

 もしよかったら、今度あのお店で
 お祝い直ししてくれる?」

そんなふうに、後から分かった気持ち
として伝えてみてはいかがでしょう。

夫が自発的に考えてくれることに
喜びを感じるなら、
そのことも伝えてよいのです。

「あなたが私のために何か考えてくれる
と、うれしいんだ」と。

お願いしたからといって、
その後に受け取るものの価値が
なくなるわけではありません。

今回も、夫からすると
「何もいらない」というあけぼーさんの
言葉を素直に受け取り、

欲しくもないものをあげるよりも、
あけぼーさんの希望を
大切にしたのかもしれません。

一方で、ここ1、2年、楽しみや関心が
浮かびにくくなっている点は、
遠慮する習慣だけで説明しきれないかも
しれません。

以前楽しめていたことも
楽しめない状態が続いたり、

睡眠や食欲、気力の変化などがある場合は、
抑うつ症状や更年期症状でもみられるため、
かかりつけ医や専門家にも相談することで
症状が軽減する可能性もあります。

まずは「祝ってほしかったんだね」
「私も、自分の気持ちで動いてみたいんだね」
と、ご自身に声をかけてあげてください。

夫の気持ちを気遣ってきたように、
あけぼーさん自身の小さな希望にも、
耳を傾けてご自身を大切にしてください。

ー川畑のぶこ

——*——*——*——

 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 毎週2件をピックアップし、
 月曜日(YouTube版)・水曜日(テキスト版)に
 配信のメルマガで、
 川畑のぶこが直接お答えします。

 ご相談はこちらから

maxresdefault(大)

ミミさん(50代・女性・専業主婦)の
のご相談にお答えします。

【Q】川畑さん、こんにちは。
58歳、専業主婦です。

今年、高校を卒業して40年になるという
ことで、先日、同窓会がありました。

前回参加したのは30代後半くらいだった
と思うので、20年ぶりくらいの参加です。

あまりに久しぶりだったので、
最初は少し緊張していました。

でも、会場で昔の友人たちの顔を見たら、
すぐに高校時代のことを思い出しました。

昔の先生の話をしたり、
当時の友人関係の話をしたり、
昔好きだった人の話をしたりしているうちに、

みんなで笑ってしまって、
40年も経ったことが嘘のようでした。

久しぶりに会えて本当に嬉しかったですし、
「参加してよかったな」と思いました。

ただ、みんなの近況を聞いているうちに、
少しずつ複雑な気持ちになってきました。

仕事をずっと続けている人もいれば、
会社を経営している人もいました。

趣味を長く続けていて、今では人に
教えているという人もいましたし、
地域の活動をしている人もいました。

「今度こんなことを始めるの」と
楽しそうに話している友人もいて、
みんなそれぞれいろいろなことを
しているんだなと思いました。

私は結婚してからずっと専業主婦です。

子どもも独立して、
今は夫と二人で暮らしています。

これまで家族のことを中心に
生活してきましたし、
それが嫌だったわけではありません。

家族のためにできることをしてきた
つもりです。

でも、友人たちの話を聞いていると、
私にはあまり話せることがないな、と
感じてしまいました。

「最近は何してるの?」と聞かれても、
家のことをしたり、買い物に行ったり、
たまに友人とランチをしたりする
くらいです。

その場では普通に話していたのですが、
家に帰ってからも、
友人たちの話が頭に残っていました。

そして、「私はこの40年間、何をして
きたんだろう」と思ってしまいました。

みんなはいろいろなことをしているのに、
私は家のことをしてきただけなのかな、と。

そう考えているうちに、急に自分の生活が
つまらないもののように思えてきました。

夫も子どもも元気ですし、今の生活に
大きな不満があるわけではありません。

それなのに、同窓会に行ってから、
なんとなく気持ちが落ち込んでいます。

友人たちは私と比べているわけでも
ありませんし、何かを自慢されたわけでも
ありません。

「またみんなで会おうね」と言ってもら
えて、私もまた会いたいと思っています。

同窓会そのものは、本当に楽しかったんです。

楽しかったはずなのに、帰ってきてから
こんな気持ちになってしまうことに
モヤモヤしています。

またみんなに会いたいと思う一方で、
次に会ったら、また自分と比べてしまうの
かなと思うと、少し気が重くなります。

これから先、友人たちと会う時に、
こんなふうに自分と比べずにいられるには、
どうしたらいいのでしょうか。

そして、これまで家族のために過ごして
きた自分の人生を、もう少し前向きに
受け止められるようになるには、
どうしたらいいのでしょうか。

川畑さんにお話を伺えたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

【A】ミミさん、
ご相談ありがとうございます。

40年ぶりの同窓会で、昔の友人たちと再会し、
高校時代の話に花を咲かせて、
本当に楽しい時間を過ごされたのですね。

でも、みなさんの近況を聞くうちに、
「自分には話せることがあまりない」
「私はこの40年間、何をしてきたんだろう」
と、帰宅してから落ち込んでしまった。

まず私は、ミミさんがこれまで家族のために
過ごしてきた時間を、もっと大きなことと
して受け止めていただきたいなと思います。

夫もお子さんも元気で、お子さんは独立し、
今も大きな不満なく暮らしている。

これは、決して「何もしてこなかった」
ということではありません。

家族が安心して暮らせる生活の基盤を、
ミミさんが長い時間をかけて整えてきた
ということです。

ただ、それがミミさんにとっては日常に
なっているから、「大したことではない」
と感じてしまうのかもしれません。

一方で、
今回の同窓会で友人たちの話を聞いて
「いいな」「私も何かやってみたい」と
感じたのだとしたら、
その気持ちも大切にしてみてください。

人と比べて落ち込むことは、
必ずしも悪いことではありません。

比較することで、
「今の私は何を望んでいるんだろう」と
自分のニーズに気づくこともできるからです。

友人が始めたことを見て
「私もやってみたい」と思ったなら、
「今度一緒に連れて行って」と
聞いてみてもいい。

逆に、「いや、私は今の生活が好き。
新しいことを始めたいわけではない」と
気づくのであれば、それも大切な答えです。

何者かにならなくてもいい。

これまで何をしてきたか、
どんな肩書きを持っているかではなく、
「私は何を大切にしてきたのか」に
目を向けてみてください。

ミミさんが大切にしてきたものが家族で
あるなら、人生で大切なものをちゃんと
大切にしてきた、ということなのです。

そしてもし、今になって
「本当はやってみたかった」と思うこと
があるのなら、これから始めてもいい。

これまで家族を大切にしてきたように、
これからは自分自身のことも
大切にしてあげる時間を
持ってみてはいかがでしょうか。

では、友人との比較で落ち込んだ時に、
そこから自分の本当の気持ちを
どう見つけていけばいいのでしょうか。

これまでの人生を振り返りながら、
これから自分が大切にしたいものを
見つけるヒントを、
動画で詳しくお話ししています。

続きはこちらからどうぞ。

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご相談はこちらのフォームから。
↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

ーーー

【川畑のぶこからのプレゼント!】

★「ココロの学校」LINE公式アカウントに
ご登録いただいた方に、川畑のぶこからの
2大プレゼントを差し上げています!

詳しくはこちらをご覧ください♪

【LINE登録】いただいた方への スペシャルプレゼント!

 

shutterstock_107813681

【Q】川畑さん、こんにちは。
先日、28歳の息子から
「もう送らなくていいよ」と言われました。

私は、息子が2年ほど前に転勤で
一人暮らしを始めてから、時々、

好きだったお菓子やレトルト食品、
季節の果物などを
段ボールに詰めて送っていました。

「忙しいときにでも食べてね」と送ると、
息子も「ありがとう」と返してくれて
いたので、喜んでくれているものと
思っていました。

ところが先日、いつものように
「何か送ろうか?」とLINEをしたところ、
「もう送らなくていいよ。
自分で買えるから」と返ってきました。

「そうだよね。ごめんね」と返して、
そのときは笑って済ませたのですが、
そのあと、なぜか涙が出てきました。

息子が自分で必要なものを
買えるようになったことは、
喜ばしいことのはずです。

頭では分かっています。

それなのに私は、
息子が一人暮らしを始めてからも、

天気が悪ければ「今日は大丈夫かな」
と気になり、仕事が忙しいと聞けば
「ちゃんと食べているかな」と心配し、

何かあれば「私にできることはないかな」
と考えてしまいます。

息子から頼まれたわけでもないのに、
です。

最近は夫と二人の生活にも慣れてきて、
私自身の趣味や友人との時間もあります。

それでも、ふとしたときに
息子のことを考えている自分がいます。

「今日はちゃんと食べているかな」
「仕事、無理していないかな」
「何か困っていることはないかな」

そんなことを考えていると、
ついまた何か送ってあげたくなります。

息子に頼まれているわけではありません。

むしろ、今回の「もう送らなくていいよ」
という言葉を聞いてからは、

私がしていることは、息子にとっては
もう必要のないことなのかもしれない
と思うようになりました。

でも、そう思うと、
なんだか寂しくなります。

子どもが自立すれば、
親が心配したり世話を焼いたりする
ことも、少しずつ減っていくものだ
とは分かっています。

それなのに私は、息子のことを
気にせず、自分のことだけを考えて
過ごすことが、なかなかできません。

「もう大丈夫」と言われたのだから、
もっと息子を信じて、
任せればいいのでしょうか。

子どもが独立したあとの距離の取り方を、
わかっているようで、実はわかって
いない自分に最近モヤモヤしています。

【青りんご・50代・女性・主婦】

【A】青りんごさん、こんにちは。

手塩にかけて育ててきた息子さんからの
「もう送らなくていいよ」という言葉。

頭では自立を喜ぶべきだとわかって
いても、不意に涙がこぼれ、
寂しさが込み上げてくるのですね…

長年ご自身の生活の中心であり、
大切に育んできた「母親としての役割」
が一区切りを迎えるとき、

心にぽっかりと穴が空いたような
寂しさを覚えるのは、
とても自然な感情の発露で、

空の巣症候群のような心の変化かも
しれません。

無理にその寂しさを打ち消したり、
「こんなことで泣いちゃダメだ」と
自分を責めたりする必要ははなく、

「寂しくて当たり前」
「それだけ愛してきたんだな」と、
ご自身の素直な気持ちを
優しく抱きしめてあげてください。

そして、これまで息子さんに
届けてこられたダンボール箱のことを
思い出してみてください。

そこに入っていたのは、
単なるお菓子やレトルト食品ではなく、
青りんごさんの温かな「愛」そのもの
でした。

「元気に過ごしてほしい」
「応援しているよ」という思いが
ギュッと詰まった
愛の定期便だったのですね。

息子さんが「もう大丈夫、
自分で買えるから」と言ったのは、

青りんごさんがこれまで十分すぎるほど
の愛情と安心感を注ぎ込み、
彼の心に揺るぎない土台(安全基地)を
育んでこられた証拠です。

決して母親の愛を拒否しているわけでは
ありません。

親の愛をしっかり受け取って
満たされたからこそ、

彼は自分の足でしっかりと立ち、
一歩前へ進む準備が整ったのです。

子育てのゴールは自立です。

青りんごさんは、子育ての見事な
「卒業証書」をもらったのだと、
まずはご自身をたくさん
褒めてあげてください。

私たちの気持ちは、
出来事そのものよりも、
それをどう受け止めるかによって
大きく変わります。

「私は必要とされなくなった。
母親としての存在価値は
なくなってしまった」

という思いが隠れているなら、
辛い日々となってしまうでしょう。

でも、実際は

「何かしてあげなくても、
私はずっとこの子の母親。
つながりは形を変えて続いていく」

のではないでしょうか?

そんなふうに心の中の言葉を
書き換えてみると、寂しさの中にも
温かさが戻ってくるかもしれません。

そのうえで、これからの距離感について、
3つの視点をお伝えしたいと思います。

まずひとつめに、

「お世話する親」から「見守るファン」
へシフトすることです。

これまでは「手を差し伸べる・世話を焼く」
という関わり方でしたが、これからは

「遠くから信頼して見守る応援団(ファン)」
へと関係性をアップデートしていく時期です。

心配のエネルギーはどうしても相手に伝わり、
時には重荷に感じられてしまうことも
あります。

心配する代わりに、
「あの子なら大丈夫」と彼自身の生きる力
を信じる練習をしてみましょう。

次に、届ける対象を
「自分自身」に変えてみることです。

これまで息子さんのために使っていた
気遣いや情熱、そして
「美味しいものを食べさせてあげたい」
「喜ばせたい」というエネルギーを、

これからはご自身やご主人、
ご友人に向けてみてください。

おいしい旬の果物を見つけたら、
まずは自分自身のために買って、
味わってみる。

「今日のお母さんは自分の人生を
 めいっぱい楽しんでいるよ」

という姿を見せることが、
独立した子どもにとって一番の安心であり
最高の贈り物になるでしょう。

最後に、「不安」よりも「喜び」を
シェアする姿勢を育むということです。

「何か困っていることはないかな」と
常に問題に焦点を当てて気にする(見張る)
のではなく、

「何か頼まれたら、いつでも話を聞くよ」
とゆったり構えて待機しておくスタンスと、
日常の喜びを分かち合う姿勢を
育んでみてください。

LINEなどで日常的に世話を焼く代わりに、
彼の方から連絡があったときに

「元気?応援しているよ」と明るく答える
くらいが、28歳の成人男性にとっては
心地よい距離感になるでしょう。

また、青リンゴさんご自身が楽しいことが
あったら写真とともにシェアしてみると、

息子さんも母親が元気にやっていることに
安心して、気軽にコミュニケーションを
できるようになるかもしれません。

このことで、息子さん自身も
母親から信頼されていることが伝わります。

「送らなくていいよ」は、
青りんごさんを拒絶した言葉ではなく、

「お母さん、もう安心してね。
僕、ちゃんと育ったよ」という

照れくささを含む、自立の表明であり、
感謝のメッセージではないでしょうか。

少し寂しい秋風が吹き抜けるような
時期かもしれませんが、

それはお母さんとしての役割を
無事に果たし終えた、
美しい季節の変わり目でもあります。

どうぞご自身のこれまでの頑張りを労い、
これからのご自身の人生を心ゆくまで彩り、

息子さんが自立したからこそ
豊かに過ごしている、「幸せな母」の
定期便を届けてください。

応援しています!

ー川畑のぶこ

——*——*——*——

 
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
 毎週2件をピックアップし、
 月曜日(YouTube版)・水曜日(テキスト版)に
 配信のメルマガで、
 川畑のぶこが直接お答えします。

 ご相談はこちらから

maxresdefault (1)(大)

モモンガさん(40代・女性・会社員)の
のご相談にお答えします。

【Q】川畑先生、こんにちは。
 自分でもどうしたらいいのか
分からないことがあり、相談します。

私は42歳・独身で、
東京都内の会社に勤めています。

ここ最近、どうも気分がすっきりしません。

9月に入ってから雨の日が多いですよね。

朝起きてカーテンを開けても外が薄暗くて、
雨が降っているのを見ると、
「今日も雨か……」と思ってしまいます。

それだけなら、雨が嫌いだからかなと
思っていたのですが、最近はどうも
それだけではないような気がしています。

雨の日は、朝から何となくやる気が出ません。

会社に行くために家を出ても雨、
駅まで歩いている間も雨、
電車に乗って会社に着いても
外はどんよりしています。

お昼休みに少し外を歩こうと思っていたのに、
雨だからやめてしまったり、
仕事が終わってから買い物に寄ろうと
思っていたのに、
「今日はもう帰ろう」となってしまったり。

そうしているうちに、一日中ほとんど
外に出ていないような感じになります。

仕事そのものは嫌いではありません。

職場の人間関係にも特に問題はありませんし、
仕事で大きな悩みを抱えているわけでも
ありません。

なのに、最近は仕事をしていても
何となく気分が乗らず、
いつもより疲れるような気がします。

家に帰ってからも、夕食を作って、
お風呂に入って、そのままソファで
スマホを見ていることが増えました。

本当は読みたい本もありますし、
少し運動をしたり、部屋を片づけたり
しようと思っているのですが、
「今日はいいか」となってしまいます。

先日の休日も朝から雨でした。

本当は友人とランチをする予定だったの
ですが、朝になって友人から
「雨すごいね。どうする?」と連絡が来て、

結局「また今度にしよう」ということに
なりました。

その日は一日家で過ごしました。

雨の日に無理して出かけなくてもいいと
思うのですが、
夕方になっても雨が降っているのを見て、

「今日も何もしないで終わっちゃったな」
と、少し落ち込んでしまいました。

以前は、雨だからといって、
こんなふうに気分が落ち込むことは
なかったと思います。

でも最近は、天気予報を見て
雨マークが何日も続いていると、
「また雨か……」と、
それだけで憂鬱になります。

先日、職場の同僚からも
「最近ちょっと元気なくない?」
と言われました。

「そうかな? 雨が続いてるからじゃない?」
と笑って答えたのですが、
言われてみると、確かに最近ずっと
気分が晴れないような気がします。

このまま雨の日が続いたらと思うと、
少し心配です。

こういう時は、無理に気持ちを切り替えよう
としたほうがいいのでしょうか。

どうしたら
もう少し気分を楽にして過ごせるのか、
教えていただけたら嬉しいです。

【A】モモンガさん、
ご相談ありがとうございます。

雨の日が続くと、
朝から何となくやる気が出ない。

出かける予定もなくなり、
家でスマホを見て過ごしているうちに、
「今日も何もしないで終わっちゃった」
と落ち込んでしまう。

でも、雨の日に気分がどんよりするのは、
決してモモンガさんだけではありません。

気圧や気温、日照時間など、私たちは
思っている以上に自然の影響を受けています。

ですからまずは、
「雨の日に気分が落ちる自分はダメだ」
と思わなくて大丈夫です。

そして、雨の日だからこそ、
いつもと同じようにアクティブに過ごそうと
しなくてもいいのではないでしょうか。

「今日は何もできない日」ではなく、
「今日は静かな活動ができる日」と
捉えてみる。

たとえば、
読みたいと思っていた本があるなら、
「今日は読書の日にしよう」と決めてみる。

外に出て友人とランチをすることは
できなくても、家でゆっくり音楽を聴いたり、
美味しいものを作ったり、好きなコンテンツ
を楽しんだりすることはできます。

スマホを見てしまったとしても、
「またダラダラしてしまった」と
罪悪感を持つのではなく、

「今日は自分を充電するために、これを
楽しもう」と積極的に選んでみるのです。

私たちはつい、何かを成し遂げたり、
目に見える変化を起こしたりしないと、
「今日は何もしなかった」と
感じてしまいます。

でも、ゆっくり休んでエネルギーを充電
することも、目には見えないけれど
大切な生産性なんですね。

雨の日を「損をする日」にするのではなく、
「のんびりできる日」「読書の雨」
「ゆったり過ごす雨」と、
少し捉え方を変えてみる。

そうすると、雨の日にも、その日なりの
楽しみ方が見つかるかもしれません。

では、雨の日に気分が落ち込みやすい時に、
どんなふうに自分を整えていけば
いいのでしょうか。

雨の多い季節を、少しでも心地よく過ごす
ための具体的なヒントを、
動画で詳しくお話ししています。

続きはこちらからどうぞ。

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。
ご相談はこちらのフォームから。
↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

ーーー

【川畑のぶこからのプレゼント!】

★「ココロの学校」LINE公式アカウントに
ご登録いただいた方に、川畑のぶこからの
2大プレゼントを差し上げています!

詳しくはこちらをご覧ください♪

【LINE登録】いただいた方への スペシャルプレゼント!